
プレスリリース
EtherCATは、累計1億520万ノードを達成し、1億ノードの大台を大きく超えました。これにより、産業用リアルタイムEthernet分野における市場リーダーとしての地位を、さらに確固たるものとしています。2025年には新たに1,690万ノードが追加されており、成長が再び加速していることを明確に示しています。
このデータは、チップメーカーから報告された数量に基づいており、意図的に保守的な手法で算出されています。マルチプロトコル対応チップは使用比率に応じて按分計上され、FPGA実装は全体の10%のみを算入、さらにモジュール型I/Oはカウントに含まれていません。こうした方法により、実態に即したEtherCAT市場を反映し、過大評価を回避しています。
EtherCAT Technology Group(ETG)エグゼクティブディレクターのMartin Rostanは次のように述べています。
「わずか1年で1,690万ノードが追加されたという事実が、力強い成長を 物語っています。チップ不足に伴う在庫調整は解消され、EtherCATの健全な成長が継続しています。私たちの算定方法には、チップが実際の出荷製品に組み込まれるまでの時間差が含まれますが、チップメーカーが報告する数字は現実的です。というのも、過大な報告は財務的な影響を伴うからです。また、マルチプロトコルチップについては極めて保守的な算定を行っていますが、実際にはEtherCATとして使用される割合は、さらに高い可能性があります。」
EtherCATの継続的な成功を支える主な要因は以下の通りです。
- 技術的優位性:EtherCAT特有の「オン・ザ・フライ」動作原理により、高速サイクルタイム、高精度な決定性、低遅延を実現
- 容易な立ち上げ:柔軟でスケーラブルなトポロジ、自動アドレス割り当て、スイッチ不要、ITの専門知識不要
- 幅広い適用分野:製造オートメーション、ロボティクス、包装機械、半導体製造装置、エネルギー・ビルディング技術、医療機器、試験・計測システム、輸送分野
- 経済性:コスト効率の高い実装、高い相互運用性、市場で最も幅広いデバイスラインアップ
EtherCAT Technology Group(ETG)は、サイバーセキュリティの重要性の高まりに加え、ロボティクス、製造オートメーション、イントラロジスティクス分野における新たな用途の拡大を背景に、EtherCATの持続的かつ加速的な成長を見込んでいます。
EtherCATでは、ライセンス料がチップ価格に直接含まれています。EtherCATの開発元でありライセンサーであるベッコフオートメーションを通じて、このライセンス料がチップメーカーからETG、ひいてはEtherCAT技術エコシステム全体の運営資金として提供されます。ETGのメンバーシップは、ユーザーおよびサプライヤーに対して引き続き無償であり、この仕組みにより、中立性、オープンな協業、そして迅速な技術普及が支えられています。
記述
正確なチップ出荷統計に基づく信頼性の高いデータとして、ETGは2025年における世界のEtherCATノード数を約1億500万としています。

コンタクト
一般向けプレス情報については次のメールアドレスまでお問い合わせください:press@ethercat.org
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