プレスリリース

2026/07/28
ETGメンバーミーティング、日本・韓国で盛況のうちに開催

EtherCAT Technology Group(ETG)は6月と7月に、日本および韓国で毎年恒例のメンバーミーティングを開催しました。地域のETGメンバーに対して、テクニカルワーキンググループの活動内容と成果、ETGの世界市場における取り組みや産業用通信分野における最新動向について報告が行われました。


韓国で開催された第15回メンバーミーティングにて、Samsung Electronicsのプリンシパルエンジニア、キム・テミン博士が講演しました。博士は、ETGの半導体技術ワーキンググループ(Semi TWG)による追加の標準化デバイスプロファイル開発への同社の貢献を紹介し、サプライチェーン全体の相互運用性確保に向けた取り組みを強調しました。 半導体製造向けの業界特化型デバイスプロファイル、設置ガイドライン、試験手順を包括的に開発するSemiconductor TWGは、年2回の全体会議や複数の分科会活動を行っています。従来は装置サプライヤーや機器メーカー中心の活動でしたが、近年はエンドユーザー企業の参加が増加し、アクチュエータ・センサーデータの活用法やシステムへの具体的要求に関する実践的知見がもたらされています。世界的な半導体・メモリメーカーであり主要ユーザーでもあるSamsung Electronicsの知見と貢献は、グループにとって非常に貴重です。

日本で開催された第20回メンバーミーティングでは多くのメンバーが参加しました。特別講演では、ベッコフオートメーション株式会社の高口順一博士(工学)(東京農工大学受託研究員、日本工作機械工業会 技術委員)が講演を行い、「EtherCATにより実現する工作機械の高速モニタリングとデータ解析活用事例」について発表しました。 高口博士は、切削加工中の高速サンプリングによるモニタリングをEtherCATがどのように実現するかを紹介するとともに、取得したデータを解析や機械学習に活用することで、フィードバック制御を含む工作機械の制御性能向上につなげる方法を説明しました。この講演は、最先端の学術・技術が融合した非常に貴重な研究成果であり、工作機械業界にとっては他では得難い極めて有益な情報となりました。 また、会場ではEtherCAT対応デバイスや開発ツールの最新製品を紹介する9社の展示も行われ、参加した会員の大きな関心を集めました。

両イベントにおいて、ETGエグゼクティブディレクターのマーティン・ロスタン氏が、世界最大のフィールドバス団体の過去1年間の活動と、各ワーキンググループにおける最新の進捗状況について説明しました。世界的に重要性が急速に高まっていることから、今回はサイバーセキュリティが焦点の一つとなりました。ここで特に重要なのが、UL SolutionsによるEtherCATの認証です。これにより、EtherCATは技術的な変更や追加を行うことなく、また機器への物理的なアクセスを制限することもなく、すでにほぼすべてのアプリケーション要件を満たしていることが証明されました。

また、アジアを中心に急増するETGの会員数は、主要な産業用イーサネットシステムとしてEtherCATの採用が進んでいることを裏付けています。現在、世界中のETG会員の44%がアジアに拠点を置いています。

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記述

日本で開催されたメンバーミーティングでは、多くの会員が参加し、最新のEtherCATデバイスや開発ツールへ高い関心が寄せられました。

記述

ETGエグゼクティブディレクターのマーティン・ロスタン氏が、世界市場におけるEtherCATの最新の普及状況と勢いについて発表しました。
 

 



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