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工場レベルオートメーション用EtherCAT
2010/01 |EtherCATはマシンレベルの制御ネットワークとして確立した技術です。現在、ETGは監視制御レベルのサービスを定義してEtherCAT仕様を拡張した工場ネットワークに注力しています。この結果、EtherCATは制御システム間から監視システム間にまでのイーサネット通信を構成します。この新しいEtherCATオートメーションプロトコル (EtherCAT Automation Protocol; EAP) は、センサー/アクチュエーターレベルのフィールドデバイスから送られるプロセスデータに対して直接アクセスを容易にし、ワイヤレスデバイスも統合できます。
工場レベルに対しては、プロセスデータ通信のベースプロトコルは当初からEtherCAT仕様の一部に含まれていました。今回、そのプロトコルに対して制御システム間のパラメータ通信用サービスとシステム間を横断するルーティングを拡張しました。統一された診断・制御インタフェースもEAPの一部として定義されています。スイッチベースのイーサネットトポロジーやワイヤレス通信も使用できます。プロセスデータはネットワーク変数のようにサイクリックまたはイベント駆動で通信されます。EtherCAT動作原理の「オンザフライ処理」による従来のEtherCATデバイスプロトコルと新しいEAPの両方で同一のデータ構造を使用でき、監視システムとコントローラー間のネットワーク接続による垂直統合が容易になりました。
EAPの主要部分は現在のプロトコルで既に使用されています。例えば、多くのEtherCAT制御システムには外部からTCP/IP経由でフィールドバスデバイスにアクセスする機能が実装されています。この機能はこの仕様拡張に対して完全な互換性があります。EAPはプロセス制御レベルと制御システム間でミリ秒のオーダーの通信を行うに対し、EtherCATデバイスプロトコルはフィールドレベルのI/Oやモーション制御の通信をマイクロ秒のオーダーで実行します。
EtherCATオートメーションプロトコルの開発は2009年3月に着手されました。この開発に携わるETG作業部会では早期に仕様を公開する予定です。
EAPに関する詳細情報は、この文書を参照してください。
