ET1810, ET1811, ET1812 | Intel® FPGA用EtherCAT IPコア

EtherCAT IPコアを使うことでEtherCAT通信機能やアプリケーション固有の機能をPGA (Field Programmable Gate Array、再構成可能な論理回路) に実装することができます。EtherCATの機能は自由に設定変更が可能です。IPコアは、ユーザ独自のFPGA回路と組み合わせることができ、Avalon®インターフェイスを介してソフトコアプロセッサと通信することもできます。FMMU、SYNCマネージャ、DPRAMサイズなど、物理的インターフェイスや内部機能の設定変更も行えます。プロセスデータインターフェイス (PDI) とディストリビュートクロックも設定変更可能です。EtherCAT仕様に適合し、EtherCAT ASIC ET1100 にも対応しています。

従量制ノードロックライセンスは、少量生産のメーカや開発サービスプロバイダに少ない初期投資でEtherCATを利用する機会を提供します。EtherCATデバイスの開発には、従量制ノードロックライセンスのキックオフチャージ (ET1811) と、開発するデバイス数に応じた使用料 (ET1811-1000、1000台単位) が必要です。使用料 (ET1811-1000) はデバイスの製造前に毎回お支払いください。

開発サービスプロバイダのユーザは、従量制ノードロックライセンスのキックオフチャージ (ET1811) と、システムインテグレータ用OEMライセンス (ET1811-0030) が必要です。OEMライセンス (ET1811-0030) は、ユーザがサービスを提供する顧客ごとに必要です。またエンドユーザとなる顧客にはデバイスでの使用料 (ET1811-1000) をお支払いいただきます。

必要となる論理要素はどのような構成をとるかによって異なります:

  • MIIポート×2、32 bitデジタルI/O、RAM(1 kB)、ディストリビュートクロックなし、FMMU、SYNCマネージャ、約6900の論理要素
  • MIIポート×3、64 bit μCインターフェイス、RAM(60 kB)、ディストリビュートクロックあり、FMMU×8、SYNC×8、約25500の論理要素

EtherCAT Intel® IPコアを利用できるFPGA:

  • Cyclone® III
  • Cyclone® III LS
  • Cyclone® IV E
  • Cyclone® V
  • Cyclone® V SoC
  • Stratix® II 
  • Stratix® IV E
  • Stratix® IV GT
  • Stratix® IV GX
  • Stratix® V
  • Arria® II GX
  • Arria® V
  • Arria® V GZ 
  • Intel® Atom™ Processor E6x5C (Stellarton)
  • Max® 10

評価ライセンス(OpenCore Plus)について:

  • 期間限定で全機能を利用できるライセンスをテスト用に用意しています。

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