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EtherCAT Technology Group日本と韓国でメンバーミーティング盛会の裡に終了

2018/08 |

EtherCAT Technology Groupのエグゼクティブ ディレクターであるマーティン ロスタンは、ETGのグローバルで開催したセミナーシリーズや展示会への参加など、ETGのマーケティング活動について報告しました。注目のトピックスとして、EtherCATとTime-Sensitive Networking(TSN)プロファイルに関する解説を行い会場からは高い関心がよせられました。

第12回目となる日本のメンバーミーティングでは、例年同様に多くのメンバーが参集しました。ETG日本オフィスと日本地域委員会は日本での展示会やセミナーの活動実績を紹介しました。またETG日本オフィスは、日本のエンジニアをサポートするネットワーク技術解説と最新EtherCATアップデートを報告しました。そしてEtherCATデバイスの相互接続性は今後のEtherCAT発展に貢献する一つの要素であることを重要な議題の一つとして挙げました。

韓国では9回目となる本ミーティングをソウルで開催。多くのETGメンバー企業が、EtherCATアプリケーション事例を紹介しました。韓国科学技術院(KIST)のメディカルロボティクス部門から、EtherCATの研究プロジェクトであるModMan(モジュラーマニピュレータ)の話題を発表しました。 Stone Child Autotainmentは、EtherCATによる高速データ収集と解析ソリューションSCAT-Dを紹介しました。さらに、HMS Industrial NetworksはSafety-over-EtherCATによる安全な通信について提案し、DAINCUBEはEtherCATロボットコントローラを発表しました。

今回のミーティングではEtherCATと、Industrie 4.0やTSNがアジアの中でのどのようなアプリケーションで採用されるのか動向が注目されました。アジアのETGメンバーの数は着実に増加を続けています。ETGメンバーの全体の3分の1以上は主に日本、中国、韓国のアジアを拠点とした企業で構成されています。 ETGはこれからもアジアで精力的に活動していきます。ETGは初心者や開発者向けに各地で多くのセミナーを開催し、重要な展示会には継続的に参加し存在感をしめします。そしてEtherCATデバイスの相互接続性をテストするPlugFestは重要な位置づけとしてこれからも継続的に開催します。

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